これは、私たち夫婦が初めて住宅展示場を訪れたときの体験談です・・・
その日はいつもより朝早く起きて、意気揚々と展示場巡りに出発し、今日は10軒くらい見れるかな?なんて思ってましたが、今思えば甘かったでのす。
いきなり住宅展示場に行った失敗談
予約もしていませんでしたが、最初のハウスメーカーは「どうぞ」と言って上がらせてくれました。
靴を脱いでスリッパに履き替え、リビングに通されると、初めにどこの誰だか書いて欲しいとのことだったので記入用紙に名前や住所を書いて、それから、年収なんかも聞かれました。
担当営業さんからは丁寧に会社の説明を受けました。
でも、その丁寧さはすぐに年収やローンについての質問に変わり、いきなり予算の話か・・・と少しばかりのプレッシャーを感じました。
やっとのことで内装を見ることができましたが、見学が終わるとアンケートに記入するよう求められました。
そして無料でファイナンシャルプランナーと相談できるのでいかがですか?と。
1日に10軒まわるつもりだった私達は、それはまたの機会にとお断りしました。
ここまで賞味2時間!
知識不足で無駄な時間を過ごす
2軒目はとてもいい営業さんだったのですが、自分たちの知識がなさすぎて、言ってることがわからないことばっかりでした。
でもその営業さん、いちいち質問にイヤな顔せず丁寧に答えてくれました。
2軒目は営業さんにも非常に好感が持てましたし、ご提案いただいた家や間取りにも興味がわきました!
で、最後に金額を聞いてみてふるえるほどビックリ!
とても普通のサラリーマンじゃ買えないような額だったんです!
今なら分かるんですが、そのハウスメーカーは非常に高価な価格帯の注文住宅を建てるメーカーだったんですね。
引きつった顔を見て、「御予算に合いませんでしたか?」って、優しく聞いてくれましたよ。
謝って話を切り上げましたが、「全然構いませんよ。またなにか聞きたいことがあったらいつでも来てください!」なんて優しい言葉をかけてくれました。
何を始めるにも下調べや予備知識は必要だと改めて実感しました。
せめてネットで情報を集めておけば良かったと後悔
嫌な営業マンとの遭遇
3軒目は逆に、相性の悪い営業さんに当たってしまいました。
展示ハウスの中をゆっくり見てみたかったのですが、入った途端にピッタリついてきて、質問攻め。
「まずはちょっとゆっくり見させてもらえませんか?」って、やんわり断ったら、「冷やかし客かよ!」って、ボソッと。
えっ!何か?って言いましたが、しっかり聞こえてましたから。
その後もとにかくリストを取りたいらしく、名前を書け、住所を書けとずーっとつきまとってきました。
結局お断りして出てきましたが、残念なのは、その家が気に入らなかったわけではなく、たまたま会った営業さんとの相性が合わなかっただけってこと。
もしかして違う営業さんだったら、そのハウスメーカーで建ててた可能性もありますよね。
展示場訪問は一筋縄ではいきませんね。
もう、相性はどうしょうもない・・・
同じハウスメーカーの他の展示場に行ってみようかな
いきなり住宅展示場に行く前にすることがある
この経験からもお分かりかと思いますが、いきなり住宅展示場に行っても、自分たちも営業さんたちもメリットが薄いのです。
家づくりの一番初めのステップは「どんな家に住みたいかを具体的にイメージすること」です!
家族でどんな家に住みたいか話し合っておこう。
インターネットや住宅情報誌を使い情報を収集しよう。
自己資金とローンはどのくらいにするか考えておこう。
家族構成やライフスタイル、未来の予定なども考えておこう。
今の場所か新たな土地を探すのか、どんな条件なのかを決めておこう。
本当はこの後に住宅展示場に行くのが良かった
いきなり住宅展示場に行った失敗談からの学び
結局1日でまわれたのはわずか3軒・・・
違う場所の住宅展示場に行ける時間もなく、疲れ果てて帰路につきました。
この教訓からいきなり展示場に行くのではなく、せめて情報を集めてから足を運んだほうがいいことを体感しました。