「夢のマイホーム」実現へ。
ハウスメーカー選びは非常に重要です。
しかし、それと同じくらい、あるいはそれ以上に大切なこと。
それは、担当してくれる営業マンとの付き合い方なのです。
家づくりは、人生で最も大きな買い物の一つ。
そして、非常に多くの決定を伴う長いプロセスですよね。
この長い道のりを二人三脚で歩む営業マン。
彼らは単なる「売り手」ではありません。
家づくりの成功を左右する、重要なパートナーなのです。
とはいえ、

営業マンとどう付き合えばいいかわからない…
「押しが強くて断れないかも」。
「なんだか相性が合わない気がする」。
こんな悩みを抱える方も少なくないかと。
ハウスメーカーの営業マンとの付き合い方次第で、家づくりの満足度は天と地ほど変わることだってあります。
この記事では、ハウスメーカー選びで後悔しないために。
営業マンとの理想的な付き合い方を徹底解説しますね。
情報収集段階から契約後まで、あらゆる場面で役立つ具体的なノウハウや注意点。
さらには「合わない」と感じたときの対処法まで。
この記事を読めば、あなたは、ハウスメーカーの営業マンを正しく見極め、良好な関係を築き、ストレスなく理想の家づくりを進めることができるようになるでしょう。
この記事を読むとわかること
- なぜハウスメーカーの営業マンとの付き合い方が超重要なのか?
- 【準備編】営業マンに会う前に絶対しておくべきことリスト
- 【実践編】「この人だ!」デキる営業マンを見極める10のチェックポイント
- 【コミュニケーション術】営業マンと最高の関係を築くための賢い付き合い方
- 要注意!こんな営業マンは避けるべき!特徴と賢い対処法
- 「営業マンと合わない…」担当変更をスムーズに依頼する方法と注意点
- 契約したら終わりじゃない!営業マンとの長期的な付き合い方
…
ハウスメーカーに悩む


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家づくり何から?



初心者がはじめに読むべき記事は!
まさにこれを知りたかった!営業マンとの付き合い方が家づくり成功の鍵


家づくりで、なぜハウスメーカーの営業マンとの付き合い方がこれほどまでに重要なのでしょうか?
その答えは、営業マンが担う役割の多さと、家づくりプロセスへの影響力の大きさにあります。



彼らは単なる販売員ではないのです
営業マンは家づくりの「案内人」であり「調整役」
ハウスメーカーの営業マンの仕事とは?
それは自社の商品(住宅)を売ることだけではありません。
家づくりに関する膨大な情報の中から、あなたに必要な情報を的確に選び出し、わかりやすく説明してくれる「案内人」なのです。
土地探し、資金計画、間取りプラン、設備選び、法規制、各種手続き…。
家づくりには、専門知識が不可欠な場面がたくさんありますよね。
経験豊富な営業マンは、これらの複雑なプロセスをスムーズに進めるための道筋を示してくれます。
さらに、営業マンは社内外の様々な関係者との「調整役」も担います。
設計士、インテリアコーディネーター、現場監督、職人さん、そして時には金融機関や行政機関とも連携します。
あなたの要望を正確に伝え、プロジェクト全体が円滑に進むよう調整する役割を担っているのです。
この調整能力が低い営業マンだと、どうなるでしょう?
伝達ミスや認識のズレが生じ。
思わぬトラブルに発展する可能性だってあるのです。
あなたの要望を形にする「翻訳家」
あなたが漠然と思い描く「理想の暮らし」「住まいへの想い」。
それを具体的なプランや仕様に落とし込むためには、あなたの想いを正確に理解し、設計担当者などに伝える「翻訳家」が必要。
それが営業マンの重要な役割です。
あなたの言葉の裏にある本当のニーズを汲み取り、共感し、実現可能な形へと導く能力が求められます。
「なんとなく、こんな感じがいいんだけど…」。
そんな曖昧な要望も。
優れた営業マンは、巧みなヒアリングを通じて明確化し、具体的な提案へと繋げてくれるのです。
逆に、この「翻訳」がうまくいかないとどうでしょう。
いくら打ち合わせを重ねても、理想とはかけ離れたプランになってしまうかもしれません。
長期にわたる家づくりプロセスにおける「伴走者」
家づくりは、契約したら終わり、ではありませんよね。
着工から完成、そして引き渡し後のアフターフォローまで。
長い期間にわたってハウスメーカーとの関係は続きます。
特に、建築中は様々な疑問や不安が生じるもの。
そんなとき、気軽に相談できる、迅速かつ誠実に対応してくれる営業マンの存在は、精神的な支えにもなります。
信頼できる営業マンは、単なる担当者ではありません。
あなたの家づくりという一大プロジェクトを成功に導くための「伴走者」となってくれる存在なのです。
このように、ハウスメーカーの営業マンは、家づくりのあらゆる局面で重要な役割を果たします。
だからこそ、どのような営業マンと出会い、どのように付き合っていくか。
それが、家づくりの満足度を大きく左右する、と言えるでしょう。
営業マンに会う前に!後悔しないための準備リスト


住宅展示場やモデルハウスを訪れ、ハウスメーカーの営業マンと直接話をする。
その前に、いくつか準備しておきたいことがあります。
それは、事前の準備。
これは、限られた時間の中で効率的に情報を集め、営業マンとのコミュニケーションを円滑に進めるために非常に重要です。
自分たちの「家づくりの軸」を明確にする



まず、家族でしっかり話し合いましょう!
家づくりにおいて何を最も重視するのか「家づくりの軸」を明確にしておくことが大切です。
- 予算: 無理のない資金計画の範囲を把握しておく、これが大前提です
- 総額でいくらまでかけられるか?
- 自己資金はいくら?
- 住宅ローンはいくら借りられそうか?
- エリア・土地: 土地探しから依頼する場合、希望する広さ、駅からの距離、周辺環境などの条件を整理しておきましょう
- どのエリアに住みたいか?
- 土地は既にある?これから探す?
- 建物の希望:
- 広さ・間取り: 必要な部屋数、LDKの広さ、収納の量など。
- デザイン: 外観(モダン、和風、洋風など)、内装(シンプル、ナチュラル、シックなど)の好み。
- 性能: 耐震性、断熱性、気密性、省エネ性能など、特に重視したい性能は何か?具体的に考えてみましょう。
- 設備: キッチン、バスルーム、トイレなどのグレード、太陽光発電や床暖房は必要か?など。
- ライフプラン:
- 現在の家族構成だけでなく、将来の家族構成の変化(子供の成長、独立、親との同居など)も考慮に入れてください。
- 働き方の変化なども考え、長期的な視点で必要な要素を洗い出しましょう。
- 譲れない条件と妥協できる条件: すべての希望を叶えるのは難しい場合もあります
- 絶対に譲れない条件。
- 状況によっては妥協しても良い条件。



リストアップしておくと、打ち合わせがスムーズに進みます
これらの軸が明確になっていればどうでしょう?
営業マンに対して的確な要望を伝えることができます。
的外れな提案を受けるリスクを減らせるでしょう。
ハウスメーカーの情報を収集する
興味のあるハウスメーカーは事前にウェブサイトやカタログ、口コミサイトなどで情報を集めておくことをお勧めします。
- 企業理念・特徴:
- どのような家づくりを目指しているのか?
- 得意な工法やデザインは何か?
- 商品ラインナップ:
- どのような価格帯、コンセプトの商品があるのか?
- 標準仕様:
- 標準でどのような設備や性能が含まれているのか?これは重要ですね。
- 施工事例:
- 実際に建てられた家の写真や間取りを見てみましょう。
- 自分たちの好みに合うか確認できます。
- 評判・口コミ:
- 実際にそのハウスメーカーで家を建てた人の意見(良い点・悪い点)を参考にしましょう。
- ただし、情報は鵜呑みにしないでください。多角的に見ることが重要です。
事前に情報を得ることで、営業マンの話をより深く理解できます。
そして、鋭い質問をすることも可能になるでしょう。
質問リストを作成する
さらに、営業マンに直接聞きたいことはリストアップしておくと良いでしょう。
漠然と訪問するよりも、聞きたいことが明確になっていれば、有意義な時間になります。
質問例:
- 「私たちの予算内で、希望する〇〇(性能や設備)は実現可能ですか?」
- 「標準仕様で、断熱性能はどのレベルですか?(可能なら具体的な数値も)」
- 「貴社の強みである〇〇(工法や技術)について、具体的に教えていただけますか?」
- 「このモデルハウス(または商品)の坪単価はいくらくらいでしょう?どこまでが価格に含まれますか?」
- 「土地探しからお願いする場合、どのようなサポート体制がありますか?」
- 「設計の自由度はどの程度ありますか?制限などはありますか?」
- 「保証やアフターサービスの内容について、詳しく教えてください。」
- 「〇〇(特定のエリア)での建築実績はありますか?」
事前に準備することで、落ち着いて質問できます。
聞き漏らしを防ぐことにも繋がりますね。
これらの準備を行うことで、単なる「見学者」ではなく「真剣に家づくりを検討している顧客」として営業マンに認識されます。
そして、より質の高い情報提供や提案を引き出すことができるでしょう。
デキる営業マンを見抜く!10のチェックポイント


いよいよ営業マンとの面談です。
ここでは、あなたの家づくりを成功に導いてくれる「デキる営業マン」を見極めるための具体的なチェックポイントを10個紹介します。
これらの点を意識しながら、営業マンの言動を観察してみましょう。
- 身だしなみ・第一印象は良いか?
- 清潔感のある服装、髪型か?これは基本ですよね。
- 明るく、ハキハキとした挨拶ができるか?
- TPOに合わせた振る舞いができているか?
- 高価なものを身につけすぎていないか?(顧客にプレッシャーを与える可能性も)
- 第一印象は、その後のコミュニケーションの土台となります。基本的なビジネスマナーが身についているかは最低限のチェックポイントです。
- 話を真剣に「聴く姿勢」があるか?(傾聴力)
- こちらの話を遮らず、最後まで聞いてくれるか?
- 相槌やうなずきがあり、共感を示してくれるか?
- メモを取りながら、熱心に聞いているか?
- こちらの要望や疑問点を正確に理解しようと努めているか?
- 自分の話ばかりする営業マンは少し注意が必要かもしれません。まず顧客の要望を深く理解しようとする姿勢が重要です。
- 質問が的確か?(ヒアリング力)
- 漠然とした要望に対して、具体的な質問で掘り下げてくれるか?
- ライフスタイルや将来設計まで踏み込んだ質問があるか?
- 潜在的なニーズを引き出すような質問をしてくれるか?
- 表面的な希望だけでなく、その背景にある理由や価値観を理解しようとしているか。ここがポイントです。
- 専門知識は豊富か?(商品知識・建築知識)
- 自社の商品(構造、性能、仕様、価格)について詳しく説明できるか?
- 建築基準法や税金、住宅ローンなど、関連知識も有しているか?
- 質問に対して、曖昧な返答ではなく、根拠を持って明確に答えられるか?
- 「確認して折り返します」が多く、その後の回答が遅い場合は、知識不足の可能性も考えられます。
- メリットだけでなくデメリットも説明するか?(誠実さ)
- 自社の商品や提案の良い点ばかりでなく。注意点やデメリット、他の選択肢についても正直に説明してくれるか?
- できないことは「できない」とはっきり言えるか?
- 顧客にとって不利益になる可能性のある情報を隠さず伝えてくれるか。これは信頼関係を築く上で非常に重要ですよね。
- 提案力があるか?(課題解決能力)
- こちらの要望や予算を踏まえ、具体的なプランやアイデアを提案してくれるか?
- 複数の選択肢を示し、それぞれのメリット・デメリットを比較検討させてくれるか?
- 型にはまった提案だけでなく、こちらの期待を超えるような工夫や提案があるか?
- 単なる御用聞きではありません。プロとしての視点から最適な解決策を提示できるか。ここが腕の見せ所です。
- レスポンスは迅速かつ丁寧か?
- 質問や依頼に対する返答は早いか?(遅くとも翌営業日には何らかの連絡が欲しいところ)
- 約束(資料送付、折り返し連絡など)は守られるか?
- メールや電話の対応は丁寧か?
- レスポンスの速さと丁寧さ。これは仕事に対する誠実さの表れと言えるでしょう。
- お金の話をしっかりできるか?(資金計画)
- 初期段階から、建物本体価格以外に必要な諸費用(付帯工事費、登記費用、ローン手数料、税金など)について明確に説明してくれるか?
- 無理のない資金計画を一緒に考えてくれるか?
- 予算オーバーしそうな場合に、コストダウンの提案をしてくれるか?
- お金の話を避けたり、曖昧にしたりする営業マンは信用できません。ここはしっかり確認しましょう。
- 相性・フィーリングは合うか?(人間性)
- 話しやすい、相談しやすいと感じるか?
- 価値観が近い、信頼できると感じるか?
- 威圧感や不快感を感じないか?
- 家づくりは長丁場です。知識や能力も重要ですが、「この人となら一緒に家づくりを進めたい」と思えるかどうか。このフィーリングも大切にしてください。
- 他のスタッフとの連携はスムーズか?
- 設計担当者や他のスタッフを紹介してくれるか?
- 社内での情報共有がきちんと行われている様子が見られるか?
- 営業マン個人の能力だけでなく、チームとして家づくりをサポートしてくれる体制があるか。ここも確認できると良いでしょう。
これらのポイントを参考に複数のハウスメーカーの営業マンと実際に会って比較検討することが、最適なパートナーを見つけるための近道です。
良好な関係を築く!営業マンとのコミュニケーション術


信頼できる営業マンを見つけたら。
次は、その営業マンと良好な関係を築き、スムーズに家づくりを進めるためのコミュニケーション。
つまり、「上手な付き合い方」が重要になります。
対等なパートナーとして、お互いに気持ちよく協力し合える関係。
これを目指しましょう。
目的意識を持って打ち合わせに臨む
打ち合わせは限られた時間です。
事前に「今日は何について話し合いたいのか」「何を決める必要があるのか」これを明確にして臨みましょう。
アジェンダ(議題)を事前に営業マンと共有しておくのも有効ですよ。
これにより、議論が脱線することなく、効率的に話を進めることができます。
要望は具体的に、正直に伝える
「こんなことを言ったら笑われるかな?」。
「予算的に無理だろうな」。
などと遠慮する必要はありません。
まずは自分たちの希望や考えを正直に、具体的に伝えましょう。
曖昧な表現ではなく、「リビングは最低でも20畳欲しい」「キッチンの作業スペースは広く取りたい」など、できるだけ具体的に伝えることが重要です。
予算や実現可能性については、その上で営業マンと相談していけば良いのです。
不明な点、疑問点はその場で確認する
専門用語や説明がよく理解できなかった点は、もしあれば、遠慮せずにその場で質問しましょう。
「今の〇〇について、もう少し詳しく教えていただけますか?」「〇〇という意味で合っていますか?」など、自分の言葉で確認することが大切です。
疑問点をそのままにしておくと、どうなるでしょう?
後で認識のズレが生じ、トラブルの原因になりかねません。
メモを取り、記録を残す
打ち合わせの内容は、必ずメモを取りましょう。
決定事項、宿題事項(次回までにどちらが何を準備するか)疑問点など。
これらを記録しておくと、後で確認する際に役立ちます。
可能であれば、打ち合わせ後に議事録としてまとめ。
営業マンと共有するのも良い方法です。



認識の齟齬を防ぐ上で効果的です
感謝の気持ちを伝える
営業マンが親身になって相談に乗ってくれたり、良い提案をしてくれたりした際には、「ありがとうございます」「助かります」といった感謝の言葉を伝えましょう。
良好な人間関係は、お互いへの敬意と感謝から生まれます。
気持ちの良いコミュニケーション。
これは、営業マンのモチベーションを高め、より良い提案を引き出すことにも繋がるでしょう。
返答はなるべく早く、誠実に行う
営業マンから質問されたり、資料の確認を依頼されたりした場合、できるだけ早く返答するように心がけましょう。
すぐに返答できない場合でも「確認して〇日までにご連絡します」のように、いつまでに対応できるかを伝えると、相手も安心しますよね。
約束を守る誠実な態度は、信頼関係の基本です。
「報・連・相」を意識する
自分たちの状況に変化があった場合。
例えば、予算が変わった、家族構成が変わる予定ができた、他のハウスメーカーの検討状況が変わった、など。
このような場合は、早めに営業マンに報告・連絡・相談しましょう。
情報共有が遅れると、営業マンも適切な対応ができなくなってしまいます。
過度な要求や無理難題は避ける
もちろん要望を伝えることは重要です。
しかし、明らかに実現不可能な要求、契約内容に含まれない過剰なサービスを求めるのは避けましょう。
対等なパートナーとして、相手の立場も尊重する姿勢。
これが大切です。
時には雑談も交えて人間関係を深める
常に家づくりの話ばかりではなく、時には趣味や家族のことなど、軽い雑談を交えることで、お互いの人となりを知り、より親密な関係性を築くことができます。
ただし、プライベートに踏み込みすぎないよう、節度を保つことも大切ですね。
これらのコミュニケーション術を実践することで。
ハウスメーカーの営業マンとの間に信頼関係が生まれます。
家づくりという共同プロジェクトを、円滑かつ楽しく進めることができるでしょう。
要注意!避けるべき営業マンの特徴と賢い対処法


残念ながら、すべての営業マンが顧客にとって理想的なパートナーであるとは限りません。
中には、契約を急がせたり、不誠実な対応をしたりする営業マンも存在するのです…。
ここでは、注意すべき営業マンの特徴と、そのような営業マンに出会ってしまった場合の対処法について解説しますね。
避けるべき営業マンの7つの特徴
- 契約をやたらと急がせる
- 「今月中に契約すれば〇〇万円値引きします!」
- 「このキャンペーンは今日までなんです!」
- など、決断を急かす言葉が多いと感じませんか?
- 十分な検討時間を与えず、考える間もなく契約させようとする。
- なぜ危険か? 焦って契約すると、後でプランや仕様、金額に納得がいかない点が出てきても、変更が難しくなったり、高額な追加費用が発生したりするリスクがあります。
- メリットばかり強調し、デメリットを説明しない
- 自社の商品や提案の良い点ばかりをアピール。
- 都合の悪い情報(性能の限界、追加費用の可能性、工期の遅延リスクなど)を隠したり、曖昧にしたりする。
- なぜ危険か? 契約後に「こんなはずではなかった…」という事態に陥る可能性があります。
- こちらの話をほとんど聞かない
- 一方的に自社の説明やセールストークを続ける。
- こちらの要望や質問に耳を傾けない。
- 結果、的外れな提案が多い。
- なぜ危険か? 顧客のニーズを理解しようとしないため、満足のいく家づくりは期待できません。
- 質問に対する回答が曖昧・不誠実
- 専門的な質問に対して、はぐらかしたり、根拠のない説明をしたりする。
- 「大丈夫です」「問題ありません」を多用し、具体的な説明がない。
- 約束した連絡や資料提出が遅い、または忘れられる。
- なぜ危険か? 知識不足や不誠実さの表れです。信頼関係を築けません。重要な情報が隠されている可能性も否定できません。
- 値引きを餌にする、価格設定が不透明
- 最初から大幅な値引きを提示してきたり。
- 「〇〇さんだけ特別に…」といった不透明な値引き交渉をしてきたりする。
- 見積もりの内訳が不明瞭で、何にいくらかかっているのか分かりにくい。
- なぜ危険か? 大幅な値引き。その裏には、見えない部分でのコストカット(質の低下)や、後からの追加請求があるかもしれません。適正価格が分かりにくくなりますよね。
- 他社の悪口を言う
- 競合他社の批判や、根拠のない噂話ばかりする。
- なぜ危険か? 自社の強みで勝負できない裏返しとも言えます。品位に欠ける行動ですし、フェアな比較検討がしにくくなります。
- 態度が横柄・威圧的
- 上から目線で話す。
- こちらの意見を否定する。
- ため口を使うなど、顧客に対して失礼な態度をとる。
- なぜ危険か? 不快な思いをするだけでなく、対等なコミュニケーションが取れません。要望を伝えにくくなるでしょう。



経験上、ひとつでも当てはまったら避けるのが無難です
要注意営業マンへの賢い対処法
では、上記のような特徴を持つ営業マンに出会ってしまったら、どのように対処すれば良いのでしょうか?
その場で契約しない・即決しない
どれだけ魅力的な条件を提示されても、その場で契約することは絶対に避けましょう。
「家族と相談します」「一度持ち帰って検討します」とはっきり伝え、冷静になる時間を作ってください。
疑問点は徹底的に質問し、書面での回答を求める
曖昧な説明や不透明な点、これらについては、納得いくまで質問しましょう。
可能であれば、回答を書面にしてもらうのがベストです。
言った言わないのトラブルを防ぐことができます。
比較検討していることを伝える
他のハウスメーカーも検討していること、これを正直に伝えることで、一方的なペースに巻き込まれるのを防げます。
「〇〇社さんではこう説明されましたが、御社ではどうですか?」と比較する形で質問するのも有効でしょう。
毅然とした態度で断る
押しが強い営業マンに対しては「今は契約する意思はありません」「もう少し考えさせてください」と、はっきりと断る勇気も必要です。
曖昧な態度は、相手に期待を持たせてしまい、さらにしつこくされる原因になることも。
上司や別の担当者に相談する
どうしても営業マンの対応に納得がいかない、不信感が拭えない、そんな場合は、その営業所の責任者(店長や支店長)や、本社の相談窓口に連絡しましょう。
状況を説明して相談することも検討してください。
家づくりは高額な買い物、長期にわたるプロジェクトです。
少しでも「おかしいな」「この人、合わないかも…」と感じたら、決して妥協しないでください。



慎重に対応することが、後悔しないための鍵です
「営業マンと合わない…」担当変更をスムーズに依頼する方法と注意点


どんなに慎重に選んだつもりでも、打ち合わせを進める中で、「どうしてもこの営業マンとは合わない…」「この人を信頼できない」そう感じてしまうことがありますよね。
家づくりは営業マンとの信頼関係が不可欠。
ですから、我慢し続けることは得策ではありません。
そんな時は、「担当変更」を依頼することも選択肢の一つです。
担当変更を検討すべきタイミング・理由
以下のような状況が続く場合。
担当変更を検討しても良いかもしれません。
- コミュニケーションが円滑にいかない
- 話が噛み合わない。
- 要望がうまく伝わらない。
- 質問に対する回答が的を射ない。このようなことが続く場合。
- 知識不足・提案力不足を感じる
- 専門的な質問に答えられない。
- 的外れな提案しか出てこない。など、プロとしての能力に疑問を感じる場合。
- レスポンスが著しく遅い・約束を守らない
- 連絡が取れない。
- 折り返しがない。
- 依頼した資料が届かない。これらが常態化している場合。
- 不誠実な対応・言動がある
- 嘘をつかれた。
- 不利な情報を隠された。
- 失礼な態度を取られた。など、信頼関係が損なわれたと感じる場合。
- 単純に相性が悪い
- 理屈ではなく、生理的に受け付けない。
- 話しているとストレスを感じる。など、フィーリングがどうしても合わない場合。
ただし、注意点があります。
一度や二度のミス、単なる意見の相違、これだけで変更を考えるのは早計かもしれません。
まずは、その営業マン本人と直接話し合い、改善を求めてみることも大切です。
それでも改善が見られない場合に、最終手段として担当変更を考えましょう。
担当変更を依頼する具体的な方法
担当変更を依頼する場合、一般的には以下の方法があります。
営業所の責任者(店長・支店長)に直接伝える
これが最も確実で、話が早い方法かと思います。
まずは電話でアポイントを取り、直接会って話をするのが理想です。
難しい場合は電話やメールでも構いません。
伝える際は、感情的にならないでくださいね。
変更を希望する理由を具体的に、冷静に説明しましょう。
現在の担当者への不満だけでなく、「〇〇のような家づくりを実現したいので、より専門知識のある方にお願いしたい」といった前向きな理由を伝えるのも良いでしょう。
「担当者を替えてほしい」とはっきり伝えることが重要です。
ハウスメーカーの本社(お客様相談室など)に連絡する
営業所の責任者に伝えにくい場合、または、責任者に伝えても改善されなかった場合、本社の窓口に連絡する方法もあります。
ウェブサイト等で連絡先を確認し、電話や問い合わせフォームから連絡します。
この場合も、変更希望の理由を具体的に伝えることが重要です。
現在の担当者に間接的に伝える(推奨しません)
「少し考えたい」「他のメーカーも見てみたい」などと言って距離を置き、自然消滅を狙う方法もあります。
しかし、これは根本的な解決にはなりません。
時間も無駄になる可能性が高いです。
また、後で気まずくなる可能性もあるため、基本的には推奨しません。
担当変更を依頼する際の注意点
理由は具体的に、しかし冷静に
なぜ変更したいのか、具体的な理由を伝えることが重要です。
ただし、感情的な悪口にならないよう注意しましょう。
客観的な事実に基づいて、冷静に伝えることが大切です。
希望する担当者のタイプを伝える(任意)
もし可能であれば。「経験豊富な方がいい」「女性の担当者がいい」「〇〇(特定の分野)に詳しい方がいい」など。
次にどのようなタイプの担当者を希望するかを伝えると、ミスマッチを防ぎやすくなります。
ただし、必ずしも希望通りになるとは限りません。
その点は理解しておきましょう。
変更後の気まずさは覚悟する
同じ営業所内で担当者が変更になる場合、前の担当者と顔を合わせる機会もあるかもしれません。
多少の気まずさはあるかもしれませんが、より良い家づくりのためには必要なステップだと割り切りましょう。
変更が必ずしも良い結果になるとは限らない
新しい担当者が、必ずしもあなたにとってベストとは限りません。
変更後も、しっかりとコミュニケーションを取り、相性を見極める必要があります。
契約後の変更は難しい場合も
一般的に、契約を結んだ後の担当変更は、契約前よりも難しくなる傾向があります。
契約は特定の営業担当者との信頼関係に基づいて結ばれる側面もあるためです。
不可能ではありませんが、ハウスメーカー側の承認が必要となり、理由もより慎重に判断されます。
できるだけ契約前に見極めることが理想です。
担当変更は、決して悪いことではありません。
家づくりという大きなプロジェクトを成功させるため、最適なパートナーを見つける権利があなたにはあります。
勇気を持って、行動に移してみてください。
契約後も重要!営業マンとの長期的な付き合い方


ハウスメーカーと無事に契約。
ほっと一息つくかもしれませんね。
しかし、営業マンとの関係はここで終わりではありません。
むしろ、ここからが家づくりの本番。
営業マンとの連携は、さらに重要になります。
契約後の営業マンの役割
契約後の営業マンは、主に以下のような役割を担います。
打ち合わせの継続
間取りの詳細。
内装・外装材。
設備。
電気配線など。
決めるべきことは山積みです。
引き続き、設計担当者なども交えながら、打ち合わせをコーディネートします。
社内調整・情報伝達
施主(あなた)の要望を設計、工事、インテリアコーディネーターなどの各部門に正確に伝えます。
スムーズに連携できるよう調整する役割です。
各種手続きのサポート
住宅ローンの本申し込み、建築確認申請、登記関連など。
煩雑な手続きに関するサポートやアドバイスを行います。
現場との橋渡し
施主と工事現場の間のコミュニケーションを円滑にします。
現場への要望を伝えたり、工事の進捗状況を報告したりします。
トラブル発生時の窓口
万が一、工事中に問題が発生した場合。
仕様に関する確認事項が出た場合の最初の窓口となります。
引き渡し・アフターフォロー
建物の完成・引き渡しに立ち会います。
その後の定期点検やメンテナンスなど、アフターフォローの窓口となることもあります。(会社によってはアフター専門部署が担当する場合もあります)
このように、契約後も営業マンは家づくり全体の進行役として多岐にわたる役割を担い続けるのです。
契約後の付き合い方のポイント
契約前と同様、良好なコミュニケーションを継続することが基本です。
特に以下の点を意識しましょう。
認識のズレがないか、こまめに確認
打ち合わせで決まったこと。
図面や仕様書、議事録などで必ず確認しましょう。
双方の認識にズレがないかをチェックしてください。
「言ったはず」「聞いていない」といったトラブルを防ぐためです。
変更点があれば、必ず書面に残すように依頼しましょう。
担当者間の連携を確認
営業担当者、設計担当者、工事担当者など。
関わる人が増えてきますよね。
それぞれの担当者間で情報がきちんと共有されているか。
時には確認することも大切です。
「〇〇(営業担当者)さんにはお伝えしたのですが、△△(設計担当者)さんにも伝わっていますか?」のように確認すると良いでしょう。
疑問や不安は早めに相談
工事の進捗、仕様の確認、費用のことなど。
少しでも疑問や不安に思うことがあれば、溜め込まないでください。
早めに営業マンに相談しましょう。
初期段階で解決しておけば、大きな問題に発展するのを防げます。
現場への差し入れなどは営業マンに相談
現場の職人さんへの感謝の気持ち、差し入れをしたい場合などありますよね。
そんな時は、事前に営業マンに相談するのがマナーです。
タイミングや内容についてアドバイスをもらえるでしょう。
感謝と労いの気持ちを忘れずに
長期間にわたる家づくり。
それをサポートしてくれる営業マンや関係者に対して、感謝と労いの気持ちを伝えることを忘れずに良好な関係が、より良い家づくりに繋がります。
契約後も営業マンとの信頼関係を維持すること、密にコミュニケーションを取り続けること。



これが、満足のいく家づくりを実現するための鍵となります
まとめ:最高のパートナーを見つけ理想の家づくりを実現しましょう


この記事では、後悔しない家づくりのための、営業マンとの理想的な関係構築について準備段階から契約後まで、網羅的に解説してきました。
いかがでしたでしょうか?
ハウスメーカーの営業マンは、単なる販売員ではありません。
あなたの夢を形にするための、重要なパートナーです。
その付き合い方次第で、家づくりのプロセス、そして完成する家の満足度は、大きく変わってきます。
重要なポイントを最後にもう一度確認しましょう。
- 事前準備が超重要!
- 自分たちの家づくりの軸を明確にし、情報収集を行うこと。主体的に営業マンと関われるようになります。
- 営業マンをしっかり見極める!
- 傾聴力、専門知識、誠実さ、提案力、レスポンス、そして相性。多角的な視点で、信頼できるパートナーかを見極めてください。
- 良好なコミュニケーションを築く!
- 具体的に要望を伝え、疑問点はすぐ確認。
- 記録を残し、感謝の気持ちを伝えること。対等で良好な関係を築けます。
- 要注意営業マンには冷静に対処!
- 契約を急がせる、デメリットを言わないなどのサインを見逃さないでください。冷静かつ毅然と対応することが大切です。
- 担当変更も選択肢に入れる!
- どうしても合わない場合は、我慢は禁物。担当変更を依頼する勇気も持ちましょう。
- 契約後こそ連携を密に!
- 契約後も密なコミュニケーションと情報共有を続けること。認識のズレを防ぎ、共にゴールを目指しましょう。
家づくりは、人生における大きな決断です。
長い時間と、多くの労力を要する一大プロジェクトですよね。
その道のりを、信頼できる営業マンという名の「最高のパートナー」と共に歩むことができれば、プロセスそのものが楽しくなります。
そして、完成した我が家への愛着も、一層深まるはずです。
この記事で紹介した知識やノウハウが、あなたの助けになれば幸いです。
ぜひ、あなたにとって最高の営業マンを見つけ出し、賢く付き合い、後悔のない、理想の家づくりを実現してください。
あなたの家づくりが、素晴らしいものとなることを心から願っています。
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